能力値判定と技能判定、戦闘遭遇の用意段階をご紹介したので、いよいよユドナリウムでセッション参加者をつないで行きましょう。
ルームを作成しロビーから入ってもらうのと、接続IDを使い直接に接続してもらう、ふた通りがあります。
1台のパソコンの上でも、ウェブ・ブラウザーで別のウィンドウで開けば別のログインができるので、実行してみましょう。
ユドナリウムの接続関係の操作は、初期状態では表示されている「接続情報」から行います。閉じられている場合は、初期状態でなくてもトップのメニューに「接続」とあるアイコンをクリックして開くことができます("あなたのID:" は伏せてあります。後述)。
ルームを作成し、ロビーからログインしてもらう用意
- 「接続情報」にある「あなたのニックネーム:」を設定しましょう。ログインしてくる皆さんへ向けて表示される名前になります。ダンジョン・マスターなら「DM」など、任意の名称でかまいませんし、あとから変更もできます
- 「接続情報」にある「ロビー(ルーム一覧)を表示」をクリック
- 「ロビー」ウィンドウで、"新しいルームを作成する" をクリック(表の "ルームID"、"ルーム名" は伏せてあります)
- 「ルーム作成」で、「ルーム名:」「パスワード:」を入力します。パスワードは半角12文字までです。パスワードを設けないと、ロビーの一覧表示から誰でもルームに入ることができてしまいます。 「新しいルームを作成」ボタンをクリックすると、ルームの名前とIDがウィンドウのタイトルになった、ロビーのウィンドウに戻ります
- 「一覧を更新」を押すと、作成したルームを含めたルームのリストになります。自分で作成したルームは、すでにログインしている状態となるために「接続」のボタンは押せない状態です
- 「ロビー」ウィンドウの右上端の「×」をクリックして閉じるか、「ロビー」ウィンドウの外側の任意の位置をクリックして、プレイ画面に戻ります
- 「接続情報」に、「ルーム名:」「パスワード:」が追加されているのを確認します(画像ではID類とパスワードは伏せています)
ロビーから接続する側の手順
- 「接続情報」にある「あなたのニックネーム:」を設定します。PCが決まっているのなら、「キャラクター名/プレイヤー名」とすると接続してからわかりやすいでしょう。あとから変更もできます
- 「ロビー(ルーム一覧)を表示」をクリック
- 「ロビー」ウィンドウで、連絡された「ルームID」「ルーム名」を探します。見つけたら、そのルームの「接続」ボタンをクリック
- パスワードを尋ねられるので、連絡されたパスワードを入力し、「入室」ボタンをクリック
- 別のルームへの接続についての注意メッセージのウィンドウを、右上端の「×」をクリックして閉じるか、ウィンドウの外側の任意の位置をクリックして、プレイ画面に戻ります
- 「接続情報」のウィンドウに、ログインしたルームの情報と、「他の参加者:」で、DMやほかのプレイヤーがリスト表示されます
プライベート接続
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もうひとつは "接続したい相手のID" を使って、"プライベート接続" する方法です。
- 呼ぶ側は、「接続情報」にある "あなたのID" を、ログインしたい人に伝えます
- ログインする側は、お知らせされたIDを「接続情報」の "接続したい相手のID" に入力して、「プライベート接続」をクリックします
- お互いに、「接続情報」の「他の参加者:」に相手のIDとニックネームが表示されているのを確認します
ユドナリウムには、ログイン・ユーザーの権限管理や機能制限の区別などがありません。すべての操作、設定変更などを全員が同じようにできてしまいます。そのためセッションでは勝手な設定変更や操作をしないよう、マナーを守って遊びましょう。プレイヤーが、ルームやテーブルの設定を変えてしまったり、マップの隠してある部分を見える状態にしたり、メニューから「画像」を開いて画像一覧を見てアドベンチャーの内容をのぞき見する、という操作は可能ですが、セッションの楽しみを破壊してしまいます。
この面では、ユドナリウムは実際のテーブルにマップとコマを置いた感覚で遊ぶことができるツールだとも言えるでしょう。
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