イラスト:緒方裕梨(@colornix) |
一時期、成人式でハメを外し過ぎてしまう若者が話題となっていました。しかし、世界は広し。ハメを外すどころか、下手したら命まで危ない(!)驚きの成人式をまとめました。
1.バレットアントグローブ
最初に紹介するのは、ブラジルのアマゾンに暮らすサテラ・サウェ族の成人の儀。成人を迎える男性が、根性試しを兼ねて行います。その内容とは、噛まれると気球上で一番痛いと言われるバレットアント(パラポネア)を数百匹縫い込んだ手袋に、10分間手を入れるのというもの……!
当然グローブを外してからも、長時間の痛みとしびれに苦しみます。しかし、それを乗り越えてこそ一人前の大人なのです。
2.ブルジャンプ
エチオピアに住む少数民族の間で行われているのは、ブルジャンピングという「牛跳び」の儀式。10頭ほど並べた牛の背に次々と飛び乗って4往復します。
儀式の際はすっぽんぽんになって、牛の糞を塗りたくって行います。これは男子限定の儀式ですが、女性が成人するときは「ウィッピング」という鞭打ちの儀式も行われています。
3.ナゴール
バンジージャンプの原点になったといわれている儀式が、バヌアツの危険な成人式「ナゴール」です。観光客にも人気のイベントで、毎年多くの人が見物に訪れるといいます。
やることはいたってシンプル。草や茎や蔓などを使ってつくれらた約30mの櫓の上から、一本の蔓を足に括り付けた状態で飛び降ります。
バンジージャンプとは違って伸縮性のない蔓を命綱にするため、ブチッと切れてしまうこともあるとか……。まさに命がけの成人式です。
次回の1コマ漫画は1月20日に
「〇〇イズム」の1コマをご紹介します♪
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