『Role&Roll』誌にて好評連載中の「うちのファンタジー世界の考察」シリーズから、第158弾を公開!
「うちのファンタジー世界の考察」とは、「いわゆるファンタジー世界と呼ばれるもの全般」を対象に、著者である小林裕也さんの知識と妄想をごちゃまぜにして、「イラストコラムとしたもの」です。
今回はマーノイドの食文化について考えてみる。
*生食というのは“ナマ”食であるが”イキ”食でもある。 彼らはほとんど生きてる魚介しか食べない。死んだ魚介の場合でも直前にシめたものだけである。 なぜなら、海中というのは空気中以上にバクテリアが多くて、死肉は汚染されやすいから(最強食中毒菌であるボツリヌス菌は、本来殺菌があるとされる塩分濃度の高い環境-すなわち海中の方が増殖しやすい)。
*火山脈のある海に棲むマーノイドは熱水チムニーを利用して煮魚・焼魚料理を作ってるかも……。
*いかに食料豊富な海中として自然のままでは気象の変化などで飢饉が起きるだろう。 海底を耕して海草を育てたり、なつきやすく成長の早いサカナを餌付けして養殖したりして恒常的に食料が手に入るようにしているのかもしれない。
*生食というのは“ナマ”食であるが”イキ”食でもある。 彼らはほとんど生きてる魚介しか食べない。死んだ魚介の場合でも直前にシめたものだけである。 なぜなら、海中というのは空気中以上にバクテリアが多くて、死肉は汚染されやすいから(最強食中毒菌であるボツリヌス菌は、本来殺菌があるとされる塩分濃度の高い環境-すなわち海中の方が増殖しやすい)。
*火山脈のある海に棲むマーノイドは熱水チムニーを利用して煮魚・焼魚料理を作ってるかも……。
*いかに食料豊富な海中として自然のままでは気象の変化などで飢饉が起きるだろう。 海底を耕して海草を育てたり、なつきやすく成長の早いサカナを餌付けして養殖したりして恒常的に食料が手に入るようにしているのかもしれない。
「うちのファンタジー世界」は、毎週火・金曜日に更新しています!
次回は12月6日に「レピノイド(ウロコ人間)」を更新予定です。お楽しみに♪
著者:小林裕也
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