イラスト:緒方裕梨(@colornix) |
エジプトらしいファッションといえば、露出度の高い服装に、金のアクセサリーや神話をモチーフにした装飾などが思い浮かびますよね。しかし実際に描写しようと思ったら、細かいところがどうなっているのかわからん! なんてことも。
この記事では、オリジナルキャラクターにエキゾチックなデザインを採り入れたいと思ったとき、すぐに使えるモチーフや素材をまとめました。
古代エジプトにはビーズを糸や金糸で連ねたアクセサリーが多く、なかでも女王や貴族が身に着けるネックレスは「ウセク」と呼ばれ、9列ものビーズを連ねたものまでありました。
庶民派そこまで派手ではなく、1連のネックレスを身に着けています。
材質は金やエメラルド、ラピス・ラズリ、トルコ石、アメジスト、紅玉髄、瑪瑙といった宝石類から、ファイアンス、ガラス、七宝細工など多様なものが使われています。
こうしたアクセサリーは、ブレスレットや二の腕を飾るアームレット、アンクレットとして利用され、スカラベ、鷹や鷲、蛇、ホルスの目といった宗教的な意味合いをもつモチーフの飾り板をつけることもありました。
◇参考書籍
図解 装飾品
著者:池上 良太
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次回の1コマ漫画は12月23日に
「聖職者の階級」の1コマをご紹介します♪
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