『Role&Roll』誌にて好評連載中の「うちのファンタジー世界の考察」シリーズから、第137弾を公開!
「うちのファンタジー世界の考察」とは、「いわゆるファンタジー世界と呼ばれるもの全般」を対象に、著者である小林裕也さんの知識と妄想をごちゃまぜにして、「イラストコラムとしたもの」です。
一見、巨大アルマジロだが、グリプトドンはアルマジロじゃない。
同じ貧歯目の仲間だけど、グリプトドン科とアルマジロ科は別種なのであった。
約200万年前の更新世に南米に現れたが、滅んだのは人類歴史が始まってからで(インディオの伝説にも登場し、化石化してない甲羅や骨も発見されている)1万年前から数千年前だったと云われている。サイズは4m以上あり、甲羅の厚みは10cm近くあったそう。
グリプトドンを家畜化する主目的は、乗用ってより頑丈な甲羅だろう。盾とか鎧の材料として(南米インディオたちはオオアルマジロの肉を食べるそうだ)。
毛皮や肉も利用されてるだろう(南米ガウチョたちはアルマジロの肉を食べるそうだ)。しかし、それでは夢がない。とりあえずは乗用ってことにしておきましょ。
「うちのファンタジー世界」は、毎週火・金曜日に更新しています!
次回は6月11日に「カメ」を更新予定です。お楽しみに♪
著者:小林裕也
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