イラスト:緒方裕梨(@colornix) |
14世紀~15世紀西欧の宿
RPGに出てくるような公共の宿が現れるのは、14世紀に入ってからのことです。
そうした宿屋は街の入り口付近につくられ、主に巡礼者や行商人が利用しました。
店の看板は文字が読めない人や違う土地の人でも分かるように絵で示されており、店名には聖人や動物など店主の好きな名前が付けられました。
1階は食堂兼酒場となっていて、ワインかビール・パン・チーズ・肉が少しといった最低限の食料が用意されています。
これとは別に田舎では、農村を行き来する農民や遠征途中の兵士たちを相手にする宿屋もあったようです。
次回は5月6日に
「パワーストーン:エメラルド」の1コマをご紹介します♪
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