『Role&Roll』誌にて好評連載中の「うちのファンタジー世界の考察」シリーズから、第127弾を公開!
「うちのファンタジー世界の考察」とは、「いわゆるファンタジー世界と呼ばれるもの全般」を対象に、著者である小林裕也さんの知識と妄想をごちゃまぜにして、「イラストコラムとしたもの」です。
須佐之男命“スサノオノミコト”が八岐大蛇“ヤマタノオロチ”を倒し、復活しないようその体を刻んでると、オロチの体内から出てきたのが天叢雲剣“アマノムラクモノツルギ”(後に草薙剣“クサナギノツルギ”と改名)。
その際に彼の持っていた十握剣“トツカノツルギ”の刃が欠けたことから、天叢雲剣は十握剣より硬い材質だ。
すなわち、銅剣(青銅文化)から鉄剣(鉄文化)への移行を比喩したもの――という説がある。
ちなみに十握剣とは固有名詞ではなく、握りこぶし十個分の長さの剣という意味だそう。ようするにいっぱいあるらしい。
「うちのファンタジー世界」は、毎週火・金曜日に更新しています!
次回は4月5日に「シェパード(羊飼い)」を更新予定です。お楽しみに♪
著者:小林裕也
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