イラスト:緒方裕梨(@colornix) |
贅を凝らした馬の御殿
イギリスでは、「イギリスは、女性に天国、馬に地獄、使用人に煉獄」ということわざがあるほど、馬が贅沢な暮らしをしていたようです。
とくにカントリーハウスに建てられた厩舎は設計にも力が入っており、大切な馬がストレスを感じないよう様々な工夫がなされていました。
・馬同士を仕切る馬房はかなり広めのスペースに
・換気や排水にも気を遣い、それぞれ細かい条件がつけられている。専用の暖炉やボイラーを用意することも
・24時間体制で馬の面倒を見れるよう、2階は御者たちの宿泊所
実際、現存している厩舎のほとんどは石造りや煉瓦造りの立派な建物です。
ヴィクトリア朝の人々がどれほど馬を大切にしていたのか、よく伝わってきますね。
次回は4月22日に
「RPGの宿屋はどこ由来?」の1コマをご紹介します♪
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