『Role&Roll』誌にて好評連載中の「うちのファンタジー世界の考察」シリーズから、第123弾を公開!
「うちのファンタジー世界の考察」とは、「いわゆるファンタジー世界と呼ばれるもの全般」を対象に、著者である小林裕也さんの知識と妄想をごちゃまぜにして、「イラストコラムとしたもの」です。
昔話の中では比較的メジャーなモンスターなくせして、意外にディテールが曖昧なヒヒ。辞書を引いても、アフリカに生息しているバブーン(ヒヒ)のこと、としか載っていない。同様のサルのモンスターのショウジョウ(猩猩)の方は、ちゃんと幻獣として載っているのに。
ちなみにショウジョウは中国の幻獣で、サルの体にヒトの顔、毛は赤くて長く、人語を理解するとされ、オラウータンのこととも。
うちのヒヒはギガントピテクス。更新世頃(100万年前)まで、アジアに生息していた最大級の類人猿(エイプ)。
身長3m、体重300kg。実際はゴリラ同様、草食性だったらしい。
「うちのファンタジー世界」は、毎週火・金曜日に更新しています!
次回は2月19日に「ヌエ」を更新予定です。お楽しみに♪
著者:小林裕也
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