【TRPGリプレイ】初めてだらけの『インセイン』　～ 恐怖の合コン ～〈後編〉

前回までのあらすじ

居酒屋「まごころ」で合コンをすることになった６人の男女。
精神は入れ替わり、王様ゲームでは憧れの人に指を折られ、カレシ募集中の殺人鬼が紛れ込む――混沌と化した合コンは、運命の告白タイムに向かって進んでいく……。

１．秋山ハナ

――プレイヤーもゲームに慣れてきた中盤戦。自由に行動できるのは、これが最後のサイクルになる。そんな局面で、すっと手を挙げたのは紅葉さんだった。


ハナ：誰からはじめてもいいですか？

GM：はい、大丈夫です。

ハナ：じゃあドラマシーンやります。シーン表っと（ころころ）……３。

GM：シーン表を読みますね。

これはインスタ映えしそう！　あなたが写真を撮ろうとすると、そこにはこの世のものとは思えないものが映っていた。このシーンのシーンプレイヤーは《カメラ》で恐怖判定を行ってください。

ハナ：《メディア》を持ってるので、目標値は６ですね。（ころころ）……おっと！

泉太郎：失敗してる！

ホールデン：俺１枚もないんだけど、【狂気】。

アナスタシア：でも状況的に一番狂気に陥ってるよね。

泉太郎：指折られたしね（笑）

GM：ハナさんは、このシーンに登場させたい人はいますか？

ハナ：ホールデンさん。【秘密】を知りたいな。

ホールデン：なんで俺!?

GM：じゃあ、またチラ美が間に割って入ります。「ホールデンさん、ドリンク頼みますか？」とか言って。

ハナ：また！

泉太郎：チラ美ちゃんはすでにホールデンさんにロックオンしてるんですね。

アナスタシア：チラ美ちゃんの行動怪しいんだよなぁ。

GM：「わたし、作家さんって憧れてて……」

アナスタシア：ホールデンさんは「こいつも俺の指折るんじゃねえかな」って（笑）

ホールデン：もう俺、誰も信じないぞ。

ハナ：チラ美ちゃんが怖いな。どうしよう。

アナスタシア：ここでチラ美ちゃんを調べにいくこともできますよ。

ハナ：じゃあ「チラ美ちゃん、そんなにホールデンさんのことが気になるの？」って言って、チラ美の【秘密】を調べます。

GM：なんの特技で振りますか？

ハナ：《射撃》で。探偵としての鋭い視線。

GM：なるほど、どうぞ。

ハナ：（ころころ）成功です。

GM：はい、チラ美の【秘密】はこちらです。ショックがついているので、【正気度】を１減らしてくださいね。


ハナ：うはー（笑）「チラ美ちゃん、そうだったんだぁ」

GM：ハナさんがホールデンを狙っているように感じたので、チラ美は自分の秘密をこっそり教えました。「ここは私に譲って？」と言います。

ホールデン：なになに？　ある意味俺が正気でいられるのって、みんなの秘密まったく知らないからなんだろうね。

アナスタシア：そうね（笑）

GM：「ハナさんはホールデンさん以外に、気になる人いるの？」と、チラ美がわざとらしく訊いてきます。

ハナ：「んー、もうちょっと話してみないと分からないかな」

アナスタシア：女同士の探り合いがはじまっている。

２．呼原ホールデン

ホールデン：次俺いっていいですか？

GM：どうぞ。

ホールデン：えーと、戦闘。

GM：誰に!?

ホールデン：あ、相手を選ばなきゃいけないわけね。

GM：もちろんです！

アナスタシア：誰に殴りかかるの？

ホールデン：２順しかないんだよね。だと、１回くらい戦闘しておきたいイメージがあるんだけど。

アナスタシア：自分の使命を確認してみよう。

ホールデン：俺は絶対に誰かとくっつかなきゃいけないの？　まともな神経してたらさ、今回の合コンはとりあえず……次の合コンでってなるよね（笑）

GM：次なんてない！！！（必死）

泉太郎：次なんてない（笑）

ホールデン：じゃあ……（泉太郎を見て）

泉太郎：なぜこちらを見た。

ホールデン：いや、一番まともっぽいんだもん。

泉太郎：泉太郎くんに走るんです？

ホールデン：そこ（泉太郎）とカップル成立は無理なの？　GMさん。

GM：無理じゃないですよ。相思相愛であれば性別は問いません。

ホールデン：真面目な話さ、この中だったら泉太郎が一番まともじゃん！

アナスタシア：いや、チラ美ちゃんとキラ夫くんがいるから、そこも含めて考慮してほしい。一番まともなのチラ美ちゃんだよ。

ホールデン：だってチラ美ちゃん、特殊な肉屋で働いてんだろ？

GM：そこまでは言ってない、新宿のスーパーです。って、あーーー！　ごめんなさい！　さっきハナさんがチラ美の秘密を見たとき、【感情】を結んでいるホールデンさんにも情報共有が起こるはずでした！

ホールデン：情報共有ってなんだっけ？

GM：【感情】を結んでいる相手が誰かの【情報】を獲得したとき、自分もその【情報】を見ることができるんです。つまり、ホールデンさんはチラ美の【秘密】を見れます。

ホールデン：じゃあ見たい。

GM：はい、どうぞ。ショックを受けてくださいね。

ホールデン：（ハンドアウトを見て）フゥー！　これさ、泉太郎たちにも教えたいんだけど、どうしたらいいの？

GM：【秘密】をあけすけに言うのはダメですが、仄めかすのはOKですよ。

ホールデン：チラ美の【秘密】を他の人に話せないロジカルな理由ってなんだろう。

泉太郎：話したところで信じてもらえないかも、とか。

アナスタシア：【感情】が結ばれているときに情報共有できるのは、「この人なら信用できる」って関係だからだよ。

ホールデン：あー、なるほど。オーケー、ちょっと考えさせて。

３．斉木泉太郎

アナスタシア：他の人先やってましょうか。

GM：そ、そうですね（さすが機転が利く！）どなたかやりたい方いますか？

アナスタシア：泉太郎さん、先に調べてもらってもいいですか？　僕は【目星】で知れるかもしれないので。

泉太郎：いいですよ。じゃあ私、キラ夫を調べます！

GM：かしこまりました。シーン表をお願いします。

泉太郎：（ころころ）６です。

GM：はい。泉太郎さんは少しトイレ休憩に行きました。

泉太郎：「トイレ行ってきまーす」

GM：すると、鏡の前で手を洗いながら「なぜ私を選ばなかった。死ね死ね死ね死ね」と呟き続けている人がいます。このシーンのシーンプレイヤーは《死》で恐怖判定を行うこと。

泉太郎：ぎゃー！　私、《死》が恐怖心なんですけど……。

GM：そしたら、マイナス２の修正がつきますね。

泉太郎：一番近いのは《数学》で、さらに２足すと10以上か。ダメっぽいな～。（ころころ）うん、失敗ですね。

GM：はい、【狂気】のプレゼント♪

ホールデン：一番まともっぽい人から狂っていくんだなぁ。

アナスタシア：このシーンに出たーい。

泉太郎：登場して欲しい！

GM：オッケーです。

アナスタシア：合コンに来て、対面に座ってる相手とトイレタイム（作戦会議）が一緒という不思議な状況になってる。

ホールデン：もう出来てんじゃん！

泉太郎：おや、アナスタシアさんがいるぞと思って「ヤバい奴がいるよ」って耳打ちします。

アナスタシア：「なに、ヤバい奴って。大丈夫なの？」

泉太郎：「今、トイレに！」と、トイレの方を必死に指差します。

アナスタシア：いやぁ、うん……ここは、ヤバいね（真顔）。

一同：うん、ヤバい。

GM：もうみんなヤバいしか言えなくなってる（笑）

ホールデン：アナスタシアさんが男口調になるくらいヤバいんだろう。

アナスタシア：まぁ、何とか協力して生きて出ましょう。

GM：重い……！　それで、泉太郎くんはキラ夫を調べるのでしたっけ。

泉太郎：その前にサポートスキル【開発】を使いたいです！

GM：なるほど、いいですよ。

アナスタシア：このあとなにか重要な判定があるかもしれないし、「お守り」を持っておくと良さそうね。

泉太郎：じゃあ【生命力】を１点減らして、アイテムゲットがんばります！　指定特技は《数学》にしてます。（ころころ）成功～。

GM：では、「お守り」を増やしてくださいね。その間キラ夫は「あいつら帰ってくるの遅くない？」と言いながら個室で待っています。

泉太郎：ちょっと部屋に顔出して「キラ夫くん、そういえばさー」みたいに呼びます。

アナスタシア：俺は壁に背中を預けて立ってる。

GM：こわい。とりあえず「どうした？」と言って、泉太郎を見上げます。

泉太郎：キラ夫くんに探りを入れてみます。「今回のメンツってどうやって選んだの？」

GM：「俺が誘ったのはホールデンだけだしなー。こいつ、ひとりで山に来てて可哀想だから誘ってやったんだよ」

ホールデン：「土合駅見に行ったんだよ！！」

泉太郎：そんなことを聞きながら、《我慢》で調査します。粘り強く探りを入れ続けた感じで。

GM：「男同士で話してても仕方ないだろ」とキラ夫が話を終わらせようとするのを制して、しつこく聞いてきたと。

泉太郎：「チラ美とはどこで知り合ったんだ？」とか聞いて（ころころ）……成功です！

GM：はい、キラ夫くんの【秘密】を見てくださいね。



泉太郎：あー、あー！　これはぜひアナスタシアさんに知って欲しい。

アナスタシア：なるほどね、【目星】しまーす。（ころころ）成功。

GM：ではアナスタシアさんも見ていいですよ。

アナスタシア：（ハンドアウトを受け取って）おぉ、これはいいね！　グッジョブ！

泉太郎：でしょ！　これはもうね（笑）

４．呼原ホールデン

GM：ここでマスターシーン入りますね。いきなり暴れだしたアナスタシアを見て、チラ美が「もういや！」と外に出ようとしますが、扉が開きません。皆さんで試してみても、たしかに扉は開かなくなっているようです。

泉太郎：泉太郎さんがドアをぶん殴ったり蹴ったりしても開かないってことですね。

GM：蹴っても叩いても開きません（笑）　今後はシーン表を振る必要がなくなりました。あとはホールデンさんの行動になりますが、どうしますか？

ホールデン：今更だけど、ハナちゃんの【秘密】が知りたい。

GM：おっ、いいですよ。どの特技で調査します？

ホールデン：《埋葬》で。「ハナちゃん、人埋めたことある？」

ハナ：「砂風呂でなら」

GM：合コンで訊くことじゃない……まぁよいでしょう！

ホールデン：いきまーす。（ころころ）成功。

ハナ：はい、口に出さないでね。


ホールデン：あー（笑）　オッケー、オッケー。ショックで【正気度】減らします。

アナスタシア：あとは無事に出られるかどうかだな。

告白タイム

GM：さて、これで２サイクル終わったので、クライマックスフェイズに入ります。

告白ターイム！！

一同：ひゅー（パチパチ）

GM：皆さん、告白欄に好きな人のお名前を書いてくださいね。いっせーので見せあいます。




アナスタシア：もう分かり切っていた。

GM：まずアナスタシアさんと泉太郎くんはカップル成立ですね。おめでとうございます！

ホールデン：俺のこれはどうなるんだろう？　【秘密】的に。

GM：あなたは……ダメです……。

泉太郎：ダメです（笑）

GM：ホールデン・ハナ・チラ美は三角関係になっているので、ちょっと待ってください。もしここで戦闘を行いたい方がいれば、戦闘をしかけることができます。

ホールデン：はいはーい！　チラ美に戦闘しかけたい。

GM：ほかに参加したい方がいればどうぞ。

ハナ：私も行こうかな。

アナスタシア：「事情はよく知らないけど、助太刀しようかしら。お互いに想い合ってる２人が結ばれないのは可哀想だもの」

ホールデン：正義の味方じゃん。かっけーな！

泉太郎：私も、アナスタシアが戦うなら漢を見せなきゃって感じで戦います！

GM：では、キラ夫以外の全員参加で戦闘開始ですね。まずは【プロット】を行いますよ。

ボスバトル

GM：バッティングしている方は、それぞれ【生命力】を１点減らしてください。アナスタシアさんから行動開始です！
アナスタシア：【基本攻撃】《拷問》します。「オラァッ」って言いながら殴ります。

ホールデン：頼りになるなぁ。

アナスタシア：（ころころ）成功です。

GM：では、回避判定します。７以上で回避ですが（ころころ）……６！　妖怪１足りない。

アナスタシア：ダメージだします。（ころころ）６点。

GM：痛い痛いっ。チラ美はアビリティ効果で１点マイナスできるので、５点ダメージです。次はチラ美か泉太郎なので、どちらが先に動くかサイコロを振って決めます。

泉太郎：（ころころ）２です。

GM：（ころころ）５、なのでチラ美からですね。先ほど殴りかかってきたアナスタシアを攻撃しましょうか。まずは【基本攻撃】《切断》をします。ケーキナイフを振りかざして襲いかかります。

ホールデン：チラ美ちゃん、キラ夫より強そうだぞ。

GM：（ころころ）成功ですので、アナスタシアさんは回避判定してください。

アナスタシア：速度６にいるから、回避判定厳しいんだよな。チラ美に「お守り」使ってもいいですか？


GM：いいですよ！　もう１回振りますね（ころころ）やっぱり成功です。

アナスタシア：うーん、無理か。回避します（ころころ）失敗。

GM：よぅし、ダメージ出しますよ（ころころ）……１。

アナスタシア：腕にザクッと刺さるんですけど、ナイフを抜いてぺって捨てます。

泉太郎：ラスボス感（笑）

ホールデン：指折られる方がいてーぞ。

泉太郎：じゃあ私は【基本攻撃】《殴打》します。（ころころ）成功！

GM：はーい、回避しますね。（ころころ）なんでこんな出目がひどいの（泣）　ダメです、当たります。

泉太郎：（ころころ）ダメージは６です！

GM：さっきからダメージ高くないです!?　マイナス１して、５点ダメージ受けますね。

ホールデン：まだ死なないのか。じゃあ、俺がクリスタルの灰皿で《埋葬》する。

泉太郎：《埋葬》が輝いてきた。

GM：【基本攻撃】ですね、どうぞ振ってください。

ホールデン：「埋めるよ」（ころころ）成功～。

GM：攻撃時のセリフが怖い！（ころころ）成功です。

ホールデン：えー！　ハナちゃん頼んだ！

ハナ：攻撃アビリティの【トリック】で攻撃します。指定特技は《メディア》。


泉太郎：動画を撮って、社会的に抹殺する感じですね（笑）

ハナ：命中判定しまーす。（ころころ）ぎりぎり成功です。

GM：マイナス２は厳しい。（ころころ）失敗です……。ちなみに、ハナさんは【狂気】が１枚顕在化しているので、ダメージにプラス１されます。

ハナ：２点だから、３点かな。

GM：はい、死んだ……。

一同：わーい！（パチパチ）

泉太郎：三角関係に当事者がケリをつけた！

GM：チラ美が倒れましたので、ホールデンさんは無事ハナさんと結ばれることになりますね。

ハナ：結ばれるまでに壮大なドラマがあったね。

ホールデン：チラ美と結ばれなくてよかったー！

GM：カップルが成立した皆さんは、無事にまごころから出ることができました！　PC①（泉太郎）とPC④（アナスタシア）の【秘密】に書かれている問題は、この時点で解消されます。

アナスタシア：店を出た時にふっと互いの顔を見て、「無事に出れたな、アナスタシア」って言います。

泉太郎：私も「よかったわね」って返します。

ホールデン：え、どういうこと!?

GM：あとで【秘密】の公開をしましょうね。ホールデンさんはどんな様子で出ていきますか？

ホールデン：俺はもうハナちゃんと利害が一致してたから、「とにかく無事に出るためには分かってるんだろうな？」みたいな。

ハナ：酔って指を折っちゃったけどね（笑）

アナスタシア：じゃあ、アナスタシアは泉太郎に「２丁目にいいバーがあるの」って言って新宿の闇に消えていきます。

ホールデン：「俺たちこれからどうする？」

ハナ：「チラ美の件を警察に届け出ようかな。探偵だし」

ホールデン：探偵と作家だ。俺は「この事件は、小説のネタにしよう」って思ってます。

ハナ：さっき撮った証拠物件を届けに、２人で警察に行きます。


新宿の闇に消えるふたつの影を見送ったハナは、一度だけ「まごころ」を振り返った。
来たときと同じように、雰囲気の良さそうな一軒の居酒屋が穏やかな灯りに包まれている。
恐らく警察に言っても無駄だろう、とハナは思う。しかも、解決しなければならない問題は他にもあるのだ。たとえば、隣でぼんやりしている作家のこととか。

「一緒に来るなら早くしてね。じゃないと指、折りますよ」

そう言って身を翻し、軽やかな足取りでネオンの街へ歩き出す。
眠らない街の夜は更けていく――

秘密の公開

マスター後記

みんな、『インセイン』のリプレイは楽しんでもらえたかな？

『インセイン』会が立ち上がったとき、最大の悩みごとは「誰にGMをお願いするか」ということだった。結局、「初心者向けの方がパンタポルタらしい。だからぱん太くんがGMをするべきです」とモーニングスター先輩が言ってくれたおかげで、ボクが引き受けることになったんだ。

このシナリオを社内でテストプレイしたときは、PC①とPC④の入れ替わりの解釈をめぐって様々な意見が飛び交うことに。河嶋先生に確認してみたところ、「どう解釈するかはプレイヤーの自由です」というアドバイスをもらった。もし自分だったらどんなプレイをするか考えてみても楽しいかもしれないね。

さて今回、初めてのGMにもかかわらず、プレイ中にルールブックを確認したのはほんの数回だった。なにしろ『インセイン』は判定のルールがとても分かりやすいんだ。
サイコロを振るだけでお手軽に物語がつくれちゃう「サイコロ・フィクション」と呼ばれるルールを採用しているから、初めてGMをする人には特にオススメのシステムだよ。

「サイコロ・フィクション」シリーズには他にも、魔法をテーマにした『マギカロギア』や忍者アクションの『シノビガミ』など、多彩な世界観が用意されているんだ。お気に入りのシステムが見つかったら、ぜひチャレンジしてみてね。

GMとしての反省点はたくさんあって、NPCをもっと動かせばよかったなぁとか、柔軟に対応すればよかったなぁと思う場面がたくさんある。
とはいえ、同じシナリオで遊んでもプレイヤーが違えばまた別の物語が生まれるはず。一つのシナリオでいろんな展開を体験できるのも、GMの醍醐味に感じたよ。

なんとこの２週間後に、再び『インセイン』のGMをする機会が訪れるんだけど……それはまた別のおはなし。それでは、良いTRPGライフを～。