『Role&Roll』誌にて好評連載中の「うちのファンタジー世界の考察」シリーズから、第113弾を公開!
「うちのファンタジー世界の考察」とは、「いわゆるファンタジー世界と呼ばれるもの全般」を対象に、著者である小林裕也さんの知識と妄想をごちゃまぜにして、「イラストコラムとしたもの」です。
◇風船の発着場
かつての巨大飛行船がそうだったように風船は決まった“発着場”にしか降りられないと思う。つまり、地上に係留できる設備と、地上要員のいる“港”でないととても危険。
まったくの無風ならホバリングも可能だが、わずかでも風があれば船は流される。風船は発着場上空を通過するコースをとりもやい縄をたらす。 地上要員(グランドクルー)は通りすぎていくもやい縄を拾って係柱(ビット)に引っかけてやる。間に合わず失敗すれば侵入のやり直し。
もやい縄が一本でもかかれば、それを巻き上げて船体を発着場に引き寄せ、さらに何本ものもやいを打って船体を接舷固定するって設定だ。
「うちのファンタジー世界」は、毎週火・金曜日に更新しています!
次回は12月25日に「風船とワイバーン」を更新予定です。お楽しみに♪
著者:小林裕也
>Amazon