『Role&Roll』誌にて好評連載中の「うちのファンタジー世界の考察」シリーズから、第111弾を公開!
「うちのファンタジー世界の考察」とは、「いわゆるファンタジー世界と呼ばれるもの全般」を対象に、著者である小林裕也さんの知識と妄想をごちゃまぜにして、「イラストコラムとしたもの」です。
◇気海に浮かぶ船
この世界は2種類の大気がある。ひとつは普通の大気層だが、もうひとつは“気海”と呼ばれる比重の大きな大気層だ。気海は地表を高さ3,000mくらいまで覆っていて、気航船はその海面に浮力でもって浮かんでいる。
つまり、地上へ降りてくることはできず、気海の海面より上昇することもできないのだ。
◇高地文明
この世界にはギアナ高地のようなテーブル状の高地が点在し、そうした高地には進んだ文明が築かれている。気航船はその文明の産物、という設定だ。
高地文明は気海底(地上)の土地を植民地化していて、食糧資源を搾取して経済基盤としている(高地じゃ食糧生産はままならないだろうし)。 と設定してみたら、支配者階層と従属者階層の文字通りの上下関係が発生しそうだ。
「うちのファンタジー世界」は、毎週火・金曜日に更新しています!
次回は12月18日に「風船」を更新予定です。お楽しみに♪
著者:小林裕也
>Amazon