「うちのファンタジー世界の考察」とは、「いわゆるファンタジー世界と呼ばれるもの全般」を対象に、著者である小林裕也さんの知識と妄想をごちゃまぜにして、「イラストコラムとしたもの」です。
ギリシア神話のアマゾネスは弓を引くのにジャマだからと左乳房を切除していたという。
弓を引き絞った際に狙いをつけるために弦を顔にぴったりくっつけるから、矢を放つと弦にはじかれて耳やほっぺを切ることがあるそうだ。
流鏑馬(やぶさめ)もそうだけど、馬に乗って弓を射る場合、正面か左側にしか弓を射てない(馬にまたがってるため下半身を固定させれていて、右へ弓を向けられない)。
はたして、実戦ではどうしていたんでしょう?
馬上で弓を右に射ることを「弓手切(ゆんでぎり)」という。わざわざ専用の言葉があるってことは右にも弓を射ることができた証拠だが、専用の言葉ってことはそれが特別なワザだったことでもあるんだよな……。
「うちのファンタジー世界の考察」
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次回は10月12日に「矢」を公開予定です♪
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