イラスト:緒方裕梨(@colornix) |
正義の女神アストライアは争いのあるところに現れ、当事者を天秤に乗せて正邪を量っていました。
正しき人を乗せた皿は持ち上がり、邪なる人を乗せた皿は下がったといいます。
しかし銀の時代が終わって青銅(ブロンズ)の時代になると、人々はいっそう野蛮になっていくのでした。やがてはお互いを殺しあうようになり、青銅の時代は人類の自滅により終わりを告げます。
英雄の時代になると世界はいくらかましになりましたが、鉄の時代へ入ると再び堕落の一途をたどりました。集団で武器を取り、戦争をするようになってしまったのです。
それを見ていたアストライアはついに人間を見限って、天上界へと去って行ってしまいました。
次回は10月3日に
「ビールとエール」の1コマ漫画を公開します♪
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