作者:東雲佑
今日はみなさんがいつも読んでくれている(いつもありがとう!)読者だよりがどんな風にして書かれているのか、ちょっとだけ教えちゃいます。少し長くなるけど、よかったら読んでみてね。
最初に、重岡さんから最新版の読者投稿をまとめたファイルが送られてきます。このファイルを受け取ったときが読者だよりのスタートです。まずは皆様からの投稿をじっくり読み込んで、どの投稿を取り上げるか、候補を絞り込みます。
そして後日、担当重岡女史との打ち合わせが音声通話で行われます(電話料金節約のためにSkypeを使います)。お互いにピックアップしておいた投稿を提示し、それについて意見を言い合います(毎度だらだらやってるので結構な長丁場になることも)。
原稿は打ち合わせ内容を元に執筆します。もちろんただ会話を書き起こしただけでは読み物として面白くないので、取捨選択や構成を主とした編集など多少の脚色は加えます(全部残すと雑談がほとんどになっちゃうからね)。
原稿が仕上がったら次は校正です。重岡女史のドヤ顔の赤入れが大変ムカつくやつです。たまに「これは私の名誉に関わるからカットしてください!」的な注文というか懇願がありますが、先輩の阿部さんの「面白いからこのままで」の一言で封殺されます。阿部さん、いつもありがとう。
こうして最終的な原稿が完成したら、いよいよ入稿前の最後のチェック。これには僕と重岡女史だけでなく妻にも参加してもらっています。誤字や脱字がないか、おかしな表現がないか、赤入れの段階で拾いきれなかった問題をつぶすべくみんなで目を皿にします。
おわかりいただけたでしょうか。『作家と学ぶ異類婚姻譚』はこのように多くの行程を通過し、チェックにチェックを重ねて皆様にお届けされるのです。
おわかりいただけましたね。いただけた前提で、話を先に進めます。
ペンネーム『サクラ』さん
作家と学ぶ異類婚姻譚と、作家と編集の殴り合い、いつも楽しく読んでいます!
ところで、今回の「深く浅く!」というフレーズ、一瞬自然に読み流してしまったのですが、「広く浅く」のことでは……?
作家と学ぶ異類婚姻譚と、作家と編集の殴り合い、いつも楽しく読んでいます!
ところで、今回の「深く浅く!」というフレーズ、一瞬自然に読み流してしまったのですが、「広く浅く」のことでは……?
「まじだ……」
「ほんとだ……『広く浅く』ですよねこれ……」
「な、なんで?! あんなに入念にチェックしてるのに、なんで読者に指摘されるまで気づかなかったの!?」
「わ、わかんないです! ほんと、なんで……」
恥ずかしい……穴があったら入りたい……。
「と、とにかく責任の所在をはっきりさせよう! 話はそれからだ!」
「まずやることがそれですか! っていうかそれ私に全部なすりつける気ですね文脈的に!」
「実際重岡さんが悪いよ! 変な節の歌とか歌い出したのもそっちじゃん! なにが『ふっ・か・くっ♫ あっ・さ・くっ♫』だよ!」
「そもそも間違えたのは東雲先生です! 私はつられただけです!」
「作家の間違いを正すのが編集の仕事だろうがよ!」
以下、不毛な争いがしばし続くが、不毛すぎるので割愛する(こっちは本件と関係のない女史の醜態をあげつらったし、あっちはあっちで妻から聞き出したらしい僕の悪癖を攻撃した)。
「……阿部さんに聞いてみたんですけど、『わざとだと思ったから指摘しなかった』って言ってます……」
「奇遇だね……妻も同じこと言ってる……」
妻と阿部さんは一応気づいていたらしい。ポンコツだったのは作家と編集だけだったのだ。
読者の皆様、申し訳ありません。前回の『ふっ・か・く、あっ・さ・く』は、『ひっ・ろ・く、あっ・さ・く』が正しかったようです。
「……あ、ちょっと待って。妻がなんか……」
「はい」
「……」
「……あの、嫁子さん、なんて?」
「……『ふかく』だけに『不覚』だったね、だってさ……」
僕の人生はどうしてこうキレイにオチがつくのだろうか……。
「皆さまこんにちは、新紀元社の重岡です」
「作家の東雲佑です。今回は冒頭から謝罪で入ってしまいました」
「はい。申し訳ありませんでした」
「ごめんなさいでした」
「今後は気をつけてくださいね」
「……ああ゛?」
てめえほんとにどの立場から……!
「それはそれとして先生、今回是非ともオープニングで紹介しておきたいメッセージがあります」
「導入のことをオープニングとか言い出したのいよいよラジオ番組気取りが鼻につきますね。いいよ、なによ」
「はい、こちらです」
ペンネーム『ゲオカ信者になりました』さん
今更ながらパンタポルタチャンネル拝見したんですが、ルタちゃんのいかにも「一人二役してます」的声色めちゃくちゃ残念女臭がして可愛すぎません???
服や仕草も可愛いと思います。あんな女性にいじめてもらえる右先生羨ましいです。
今更ながらパンタポルタチャンネル拝見したんですが、ルタちゃんのいかにも「一人二役してます」的声色めちゃくちゃ残念女臭がして可愛すぎません???
服や仕草も可愛いと思います。あんな女性にいじめてもらえる右先生羨ましいです。
「ああ、それか……」
今回読者投稿を受け取る際、女史は「とっても嬉しいコメントが来てますよ!」とか大変はしゃいでいました。いったいどんなのが来たのかと期待してたのですが、蓋を開けたらこれでした。連載にとって嬉しい投稿じゃなくてお前にとって嬉しい投稿やんかこれ。
「見る目のない読者のなんと多いことか……つかゲオカ呼びだし残念女呼ばわりされてるじゃん、いいのか」
「ほんとだ、褒めてるように見せて貶められてますね……でもいいんです! リスナーの愛は受け取りましたから!」
「わー、ラジオパーソナリティ気取りスペシャルうざいなー。ところで、なんでわざわざ導入で紹介したかったの? 内容的にふつおた(普通のおたよりのこと)コーナーで良かった気がするけど」
「そんなの決まってます。オープニングでやったほうが印象に残るからです」
番組の私物化じゃねえか!
「さて、冒頭の謝罪と訂正および魔女ゲオカの番組私物化のせいでだいぶ時間が(文字数。毎度おなじみの便宜的表現)押してます。具体的には今回もうお題は一個しかやれません」
「まあ大変。サクッとはじめましょう」
「少しは責任感じてね! それじゃあ!」
「はーい」
「学ぼう!」
「学びましょう!」
そういうことになった。
ペンネーム『さくご』さん
Twitterでちょっと前に流行った、例の魔女集会タグ(※1)のあれやこれやも異類婚姻譚にあてはまるんでしょうか! 教えて! 先生の奥さん!
Twitterでちょっと前に流行った、例の魔女集会タグ(※1)のあれやこれやも異類婚姻譚にあてはまるんでしょうか! 教えて! 先生の奥さん!
「なんでマイワイフ!? 素人さんだよ!?」
「でもわかりますよ。嫁子さん先生より頼りになりますし」
「嫁子さん!? そういやさっきも……いつの間に奥さんじゃなくて名前で呼ぶようになってたの!?」
外堀を埋められるってこういう感じか……。
「それよりお題です」
「お、おう。よし、ペンネーム『さくご』さん、よく聞けよ! いいか!」
「はい!」
「異類婚姻譚は自由だ!」
「はい!」
「以上!」
「……」
「……」
「……え、それだけ?」
「うん。……いや、だってこれ以上なにを言えと」
何度も言っているように、本編2話(連載第3回である。本編、もはや懐かしい響きである)以来一貫したこの連載のスタンスにして哲学、というかスローガンはまさにこの『異類婚姻譚は自由だ!』である。
あなたが異類婚姻譚だと思えばそれは異類婚姻譚なのだ。『異類婚姻譚ではこれこれこの条件を満たしていなければならない』というようなアカデミックな定義や判定は専門家に任せる。
「この連載を通じて、読者一人ひとりがそれぞれの異類婚姻譚観を育ててくれることを、我々は望んでやまない!」
「『やまない!』じゃないです! さんざん待たされた挙句にこれじゃあ読者は激おこですよ!」
「うーん、魔女集会タグは僕も好きで見てたんだけど、結構異類婚姻譚ぽいのあるなーって思いました。……これでどう?」
「そんなのただの先生の感想じゃないですか!」
「個人的な感想以外のなにを言えと……というか、なにが言えるのかと……」
読者よ、異類婚姻譚は自由だぞ!
「さて、ここからはふつおた、いわゆる普通のおたよりのコーナーです」
「逆です。普通のおたよりいわゆるふつおたです」
「るさいなあ。文句つけるならそっちがちゃんと進行やれよ」
「病み上がりなんだから優しくしてください(※2)」
ああ言えばこう言うなあもう!
「そういえばワールドカップ盛り上がってるね。俺はサッカーは観戦の仕方がいまいちわからなくて、ある程度どこを見てればいいかがわかる野球(※重岡注)の方が好きなんだけど……重岡さんはサッカー好きなんだよね?」
「はい!」
「んじゃサッカーの見どころ教えてくれ」
「はい! とにかく日本代表の選手がみんな仲良くて、それがなんだかカッコかわいいんですよ! それにゴールを決めると全身で喜びを表現するんです! あ、あと!」
「あと?」
「モロッコの監督がすごくかっこいいです!」
あ、さてはこいつサッカーのルールとか全然知らないな。
ペンネーム『みにら』さん
図書ドラ2巻、マジでお願いします……!
体調や家計が少し落ち着いたら、新連載も良いなあ…… 。
ともあれ、実りある上京で良かった! 次も楽しみにしています!
実家に帰ってきたはずなのに、東雲先生のアウェー感すごいっすね! 時々は少し大事にしてあげて下さい、ゲオカさん!
図書ドラ2巻、マジでお願いします……!
体調や家計が少し落ち着いたら、新連載も良いなあ…… 。
ともあれ、実りある上京で良かった! 次も楽しみにしています!
実家に帰ってきたはずなのに、東雲先生のアウェー感すごいっすね! 時々は少し大事にしてあげて下さい、ゲオカさん!
ペンネーム『トーティ』さん
いつも楽しく読んでいます。
一つだけ、意見というか要望になるでしょうか。
第3話でタヌキの異類婚姻譚募集を読んで思ったのが、「タヌキが無いなら書けばいいじゃない」でした。
(タヌキの婚姻譚は分からないです。申し訳ないです……)
タヌキの異類婚姻譚、エッセイ終了後に書いてみませんか?
タヌキに限らないのですが、「学んだ作家の異類婚姻譚」読んでみたいです。
東雲様、重岡様、よろしければご検討ください。
お二人の掛け合いも楽しみにしています。
お体大事にお過ごしください。
いつも楽しく読んでいます。
一つだけ、意見というか要望になるでしょうか。
第3話でタヌキの異類婚姻譚募集を読んで思ったのが、「タヌキが無いなら書けばいいじゃない」でした。
(タヌキの婚姻譚は分からないです。申し訳ないです……)
タヌキの異類婚姻譚、エッセイ終了後に書いてみませんか?
タヌキに限らないのですが、「学んだ作家の異類婚姻譚」読んでみたいです。
東雲様、重岡様、よろしければご検討ください。
お二人の掛け合いも楽しみにしています。
お体大事にお過ごしください。
ペンネーム『田井ノエル』さん
右先生の異類婚姻譚で新作、是非とも読みたいです。作家なら取材の成果を小説で発揮すべきだと思います。現代ファンタジーもいいけど、平安とか戦国とか古い時代で時代小説風とか最高だと思うのですが、いかがでしょう。勿論、異世界ファンタジーも!
右先生の異類婚姻譚で新作、是非とも読みたいです。作家なら取材の成果を小説で発揮すべきだと思います。現代ファンタジーもいいけど、平安とか戦国とか古い時代で時代小説風とか最高だと思うのですが、いかがでしょう。勿論、異世界ファンタジーも!
「大事にしてください! 図書ドラ2巻出してください!」
「先生こそ私を大事にしてください! あと図書ドラについては岡田さん(図書ドラの担当さんだよ)に言ってください!」
お、おう。
「しかし新連載のご要望もたくさん来たね。小説の新連載」
「東雲先生の小説すごいですもんね。表現力やそれによる雰囲気の出し方はちょっと一線を画してます。この連載から先生を知った読者さんには是非先生の小説を読んでもらいたいです」
うおお、久々に重岡女史から褒められた気がする。しかもかなり直截的に。
「いやあ、そんなにか」
「はい。きっと驚きますよ」
「……驚く?」
「『あんなダメそうな人が書いてるとは思えない』って」
褒められたと思った瞬間かつてないほどはっきりとディスられた……。
ペンネーム『匿名希望』さん
いつも楽しく拝読しています。連載続行も嬉しい!!
一番好きなのは旅行記です。普通なら通りすぎてしまいそうな場所が、先生の手によって魅力的で不思議に、ワクワクする場所として紹介されていて、とても良かったです。なのでもっと旅行記ください。
重岡さんは、夏のボーナス出ましたか?
青春18きっぷを先生にあげてください。よろしくお願いいたします。
いつも楽しく拝読しています。連載続行も嬉しい!!
一番好きなのは旅行記です。普通なら通りすぎてしまいそうな場所が、先生の手によって魅力的で不思議に、ワクワクする場所として紹介されていて、とても良かったです。なのでもっと旅行記ください。
重岡さんは、夏のボーナス出ましたか?
青春18きっぷを先生にあげてください。よろしくお願いいたします。
「ボーナス出た?」
「なに期待してるんですか買ってあげませんよ! あと新紀元社にボーナスはありません」
「まじで?」
「まじです……」
……今度群馬のお菓子でも差し入れてあげよう。
「ところで旅行記といえば、分福茶釜の
ああ……。
「最高気温でしょ?」
「ですです。駅前の温度計が39度を記録したってお天気ニュースで(2018年6月の話である)」
「まあ駅前の温度計は暑くなる条件揃ってるかららしいけど、正式な気温観測(アメダスだっけ?)の方でもすでに35度マークしたんじゃないっけかな」
日本一暑い町は伊達じゃないのだ。
「パネエですね。いま流行りの言い方だと『館林、ハンパないって!』ですね」
「ライブ感を大事にしたいこの連載にとってゲオカさんのそのミーハーさほんと頼りになるわ」
「えへへ。ところで、それなら取材は夏に行けば一石二鳥じゃないですか? 分福茶釜と、日本一暑い町のある意味での旬」
「待って。死んじゃう」
「阿部さんに頼んで8月とかにアポイントとってもらいましょうか。終戦記念日あたりに」
「死ぬって言っとろうがよ!」
ペンネーム『えのきゆ』さん
今回も楽しかったです!
重岡女史と奥さんの掛け合いや、それを見ている東雲先生の優しい視点が読んでいて和みました。このまま小説にスライドしても違和感ないですよね!
3人が取材中に不思議な事件に巻き込まれて、それを解決する重岡女史と、ヒントを出す奥さんと、小説として書く主人公の東雲先生とか!!
取材記の方も楽しみにしておりますが、今年の夏は暑いと聞きますので、みなさま、体調崩されぬようご自愛くださいませ。
それと別件になりますが、そろそろ連載が長くなってきて、どれが最新で、どれが古い記事か、サイトをパッと見ただけでは、わたしには分かりづらく(:_;)(日付がないので)
できたら配信日などの日付が一番上にあると、読むとき、これが最新かーと分かりやすいのですが……。もちろん、それだと雰囲気が……ということもあると思うので、出来たら通し番号などや、volなどつけていただけないでしょうか?
今回も楽しかったです!
重岡女史と奥さんの掛け合いや、それを見ている東雲先生の優しい視点が読んでいて和みました。このまま小説にスライドしても違和感ないですよね!
3人が取材中に不思議な事件に巻き込まれて、それを解決する重岡女史と、ヒントを出す奥さんと、小説として書く主人公の東雲先生とか!!
取材記の方も楽しみにしておりますが、今年の夏は暑いと聞きますので、みなさま、体調崩されぬようご自愛くださいませ。
それと別件になりますが、そろそろ連載が長くなってきて、どれが最新で、どれが古い記事か、サイトをパッと見ただけでは、わたしには分かりづらく(:_;)(日付がないので)
できたら配信日などの日付が一番上にあると、読むとき、これが最新かーと分かりやすいのですが……。もちろん、それだと雰囲気が……ということもあると思うので、出来たら通し番号などや、volなどつけていただけないでしょうか?
「そう、今年の夏は暑いのだ。8月の館林とかもってのほかである」
「んー、でもご当地の名物とかは抑えといた方がいいと思うんだけどなー」
このヤロウ、自分が行くわけじゃねえからって気楽に……!
「ペンネーム『えのきゆ』さんが指摘してくれてるけど、バックナンバーかなり見づらいよね」
「ですね。連載も長くなってきましたしね」
「今回で何回め?」
「えーと、15回です」
全5回とか言ってた頃が懐かしいわ……。
「で、どうにか見やすくできないもんかな?」
「あ、それはちゃんと考えてます」
「お、どんな考えがあるの?」
「はい。『見やすくしたいな』って考えてます」
「それはなんの考えもないってことじゃねーか!」
全然ちゃんとしてねーよ!
「んー、どうしましょうかねー。読者様からなにかいいアイデアいただけないかなー」
「お、おう」
「投稿フォームは下の方にありますからー」
「……」
「……なんだか作家だけでなく編集まで読者頼りになってきてますね」
今にして思えばこれ以外考えられないほどハマってるコーナー名だよ……。
「ということで、今回はこんなところでお別れです」
「グダグダっぷりは毎度のことですが、今回はかつてないほどにグダグダでしたね……」
「半分はそっちのせいじゃん……」
「それにかつてないほど学んでない……」
「あーもう! あーもう! うるさいな次回はちゃんとやるよ! それでは皆さん、次は第7回の読者だよりでお会いしましょう! それでは今回も――」
「学んだー!」
「学んだー……学んでないけど」
うっせえバーカ!!!
※1
前回の最後に「梅雨曇りで毎日気温差が激しいですが、皆さんも風邪には注意してくださいね」とか言ってた重岡さんですが、その後他ならぬ彼女自身が夏風邪をこじらせて寝込んでしまいました。みんなも風邪には気をつけてね。
※2
今年の春頃にTwitterで流行ったハッシュタグ「魔女集会で会いましょう」のこと。人間の子供とそれを拾った魔女と、やがて成長した子供と魔女、そんな二者の関係性の変化を描いた作品が数多く投稿された。
※重岡注
むしろ野球の方がどこを見てればいいか分かりません!
飛んでいったボールを見てる間にいろんな人が走りだしてて、気がついたら点が入ってるんですもん……。
*作者紹介*
東雲佑(しののめ たすく)。幻想小説を得意としている。第3回なろうコンの拾いあげ作品『図書館ドラゴンは火を吹かない』が宝島社より発売中。
第2回モーニングスター大賞では『雑種の少女の物語』が最終選考まで残り、社長賞を受賞。ちなみに、第1話の作中に登場する「先日のエッセイ」とは『名前の中のストーリー』のこと。
東雲佑(しののめ たすく)。幻想小説を得意としている。第3回なろうコンの拾いあげ作品『図書館ドラゴンは火を吹かない』が宝島社より発売中。
第2回モーニングスター大賞では『雑種の少女の物語』が最終選考まで残り、社長賞を受賞。ちなみに、第1話の作中に登場する「先日のエッセイ」とは『名前の中のストーリー』のこと。
『作家と学ぶ異類婚姻譚』
第1話
読者だより①
第2話
読者だより②
『シェイプ・オブ・ウォーター』特集
第3話
~東雲佑の取材記 〈女化紀行 前編〉~
~東雲佑の取材記 〈女化紀行 後編〉~
読者だより③
読者だより④
~東京編・連載の今後について~
~東京編・東雲佑の野望~
~東京編ラスト・東雲友人帳~
~東雲佑の読者だより⑤~