【第64回】うちのファンタジー世界の考察－ウミガエル

カエルは世界中にいる。でも、水に依存してる種のくせに、最大の水場である海に進出した両生類はただの一種もいない。
ということで考えてみた完全海棲両棲類。別名“ガマクジラ”。
 
もともと、両棲類は内陸部で淡水魚の肉鰭類から進化した、と云われている。
 淡水域で生まれた両棲類が、現在でも淡水域にしにか依存しておらず、淡水種が一種としていないのは、その進化の過程においても海棲種が現れなかったことの裏書ではあるまいか？

成体は肺による空気呼吸だが、もともとヒフ呼吸の依存率の大きなカエルだし、年がら年中水に浸りきってんだし、ヒフ呼吸の依存率は普通のカエルより大きいだろう。