イラスト:緒方裕梨(@colornix) |
フレンチレストランへ行って、料理の食べ方や食器をを使う順番などのテーブルマナーに悩んだことはありませんか?
何となく作法に厳しいイメージのあるヨーロッパですが、中世初期の宴会はそうでもなかったようです。現代の常識からは考えられないような無作法の数々をご紹介しましょう。
〈中世初期のテーブルマナー〉
・テーブルや食器に指や口の跡をつけない
この時代、料理の皿にはトランショワールと呼ばれる硬いパンが使われていました。そのため慌てて食べると皿に歯や指の跡がついてしまう恐れがあったと考えられます。
しかし、テーブルはどうでしょうか。どんな食べ方をしたらテーブルに跡がつくのか不思議ですね。
・ナイフで歯をほじらない
当時は金属製の爪楊枝も使われていたため、その代わりとしてナイフを用いたのでしょう。危険なので良い子は真似しないでくださいね。
・口に入れた物を戻さない
現代では小さな子供のいる家庭でない限り、なかなか見ることのない光景だと思います。いったい何を戻していたのか気になります。
次回は5月28日に
「双子座」の1コマ漫画を公開します♪
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