【1コマ漫画】桜の姫神・コノハナサクヤヒメ

イラスト：緒方裕梨(@colornix)

醜い姉を送り返した瓊々杵尊の運命

桜の化身とされる木花之佐久夜姫（コノハナサクヤヒメ）は、海岸で出会った天照大神の孫、瓊々杵尊（ニニギノミコト）と恋に落ちました。

あるとき瓊々杵は木花之佐久夜姫に求婚します。この結婚をおおいに喜んだ父の大山祇（オオヤマヅミ）は、姉である石長姫（イワナガヒメ）もいっしょに嫁がせました。
しかし、妹とは違って醜かった石長姫は瓊々杵に送り返されてしまったのです。

実は、大山祇が石長姫を嫁がせたのは「瓊々杵の命が岩のように安泰であるように」と願ってのことでした。こうして大山祇の厚意を無下にしてしまった瓊々杵は、桜の花のように儚い命となったのです。



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