『Roll&Roll』誌にて好評連載中の「うちのファンタジー世界の考察」シリーズから、第41弾を公開!
「うちのファンタジー世界の考察」とは、「いわゆるファンタジー世界と呼ばれるもの全般」を対象に、著者である小林裕也さんの知識と妄想をごちゃまぜにして、「イラストコラムとしたもの」です。
*ミカン科
原産がはっきりしないほど古い栽培植物。レモンやライムはインド原産だがかなり古く(ローマ時代)には、すでにヨーロッパに伝わり地中海地方で栽培されていた。
グレープフルーツはアメリカで作られた品種で中世ヨーロッパにはない。
*ウリ科野菜
メロン、スイカはアフリカ産で、古くから南欧で栽培されていた。日本のウリは古代に中央アジアより渡来。しかし、スイカは室町~江戸時代になってから渡来した。
カボチャは南米産なので大航海時代以前にはない。キュウリはインド産で古くからユーラシア(日本含む)に伝播していた。
*セリ科・ユリ科
ニンジンは西アジア産だが、セロリは珍しくヨーロッパが原産。
ユリ科では、西アジア産のタマネギ、ニンニクはともかく、シベリア産の長ネギはヨーロッパでの普及は新しい。
当然ながらトウモロコシも南米産なので、中世ヨーロッパにはコーンクリームスープもなかったわけだ。
原産がはっきりしないほど古い栽培植物。レモンやライムはインド原産だがかなり古く(ローマ時代)には、すでにヨーロッパに伝わり地中海地方で栽培されていた。
グレープフルーツはアメリカで作られた品種で中世ヨーロッパにはない。
*ウリ科野菜
メロン、スイカはアフリカ産で、古くから南欧で栽培されていた。日本のウリは古代に中央アジアより渡来。しかし、スイカは室町~江戸時代になってから渡来した。
カボチャは南米産なので大航海時代以前にはない。キュウリはインド産で古くからユーラシア(日本含む)に伝播していた。
*セリ科・ユリ科
ニンジンは西アジア産だが、セロリは珍しくヨーロッパが原産。
ユリ科では、西アジア産のタマネギ、ニンニクはともかく、シベリア産の長ネギはヨーロッパでの普及は新しい。
当然ながらトウモロコシも南米産なので、中世ヨーロッパにはコーンクリームスープもなかったわけだ。
「うちのファンタジー世界の考察」
毎週火曜・金曜に更新中!