「うちのファンタジー世界の考察」とは、「いわゆるファンタジー世界と呼ばれるもの全般」を対象に、著者である小林裕也さんの知識と妄想をごちゃまぜにして、「イラストコラムとしたもの」です。
水は“溶けた氷”――極寒世界
雪は湿った空気がないと降らないため、年中極寒の世界にはあまり降らない。(湿った空気を作りだす海が凍りついてるから)。
雪の降るのは都市周辺のみ。都市が吐き出す暖かい湿った空気が冷たい外気に触れて
凝結して雪となるのである。
フロギストン結晶(ファイアクリスタル)
18世紀にドイツの科学者繻タールによって提唱された架空元素。もちろん存在しない。
低温でないと存在できない。温度が上がると燃焼を始めるが、自分の燃焼がさらに
周囲の温度を上げるため単体のままでは爆発の危険がある。
暖房用に使うときには、砕いて氷の粉と混ぜ合わせ、一定以上に温度を上げない遅延燃焼
させるって設定。