イラスト:緒方裕梨(@colornix) |
命の恩人をお礼に捧げる⁉ 兄弟を救い星となった金毛の羊
秋から冬に移ろう頃、夜空の一角に姿を現す小さめの星。カタカナの「レ」を横にしたような形に並ぶ星々は、振り返る牡羊の姿に当てはめられてきました。
神話の中では、アタマース王の2人の子供であるプリクソスとヘレーを救うため、大神ゼウスが遣わした金色の羊だとされています。
命を助けられたプリクソスは、感謝のしるしとして牡羊をゼウスの祭壇に捧げ、金色の皮はコルキス王に献上しました。
ところで、妹のヘレーが羊の背から落ちてしまった場所は、後にヘレスポントスと呼ぶようになったそうです。
次回は4月2日に
「桜の姫神」の1コマ漫画を公開します♪
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