「うちのファンタジー世界の考察」とは、「いわゆるファンタジー世界と呼ばれるもの全般」を対象に、著者である小林裕也さんの知識と妄想をごちゃまぜにして、「イラストコラムとしたもの」です。
なぜ脳がないのに襲いかかってくるのか?
動くことに関しては、オジギリソウやハエジゴクのように細胞中の水圧が
変化して動くってことでこじつけられそう。
エモノに襲いかかるのは、「思考」しているんじゃなく、エモノの発する
赤外線とか音に反応して「機械的」に反応している。
もし神経のない植物が「思考」すると設定するなら……。
全身の細胞でもって十か一かを判断してそれを化学反応で別の細胞に伝え、
その細胞がまた判断するといったフローチャート式水平思考をおこなうんじゃなかろうか?
当然、思考には時間がかかる。