イラスト:緒方裕梨(@colornix) |
人気を気にかけるあまり、暴君と化す
暴君のイメージが強いネロですが、じつは感受性の強い芸術家タイプの少年でした。
繊細で自信に欠けるネロは、心の穴を埋めようとするかのように、熱狂できる状況と人々の賞賛を必要としていたのです。
そうして、大衆の残虐な欲求のままに剣闘士試合などの娯楽を刺激の強いものに変えていきました。
ネロのおこないはさらに過激化し、自分の心を傷つける者や敵と判断した者を排除するようになります。繊細な彼の心は、皇帝という重みに耐えられなかったのでしょう。
権力を振るう一方で、軍隊を指揮したことのないネロは戦争嫌いだったといいます。
*参考*
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